いつもどおりの文鳥たち
東京都で猛威を振るった雷雲だが、南の方ではカミナリはさほどではなかった。
文鳥のような小鳥で、物に動じない度胸があったら生存上不都合になる。何か危険を感知したらすぐに逃げなければいけないのだ。しかし、その危険認識において、音情報はあまり意味が無いらしい。もっとも、カミナリや風の音でいちいち驚いていたら、野生での生活など出来るはずがないから、当然と言えば当然かもしれない。
考えてみれば、文鳥の耳はほっぺたの羽毛の下に隠れていて、集音には適していないように見える。しかし、聴覚が劣っているわけでもなく、オスはさえずるし仲間に鳴き声で危険を知らせるようなこともする。物が落ちた音に対する反応も過敏なくらいだ。
どういった感覚で物音が聞こえているのか、種の違いがあると想像するのも難しいもののようだ。
さて、何となく距離が近づいてきたテンとカエ、今日は短時間放鳥から帰ると、テンがカエに鳴き声を出していた。「今帰ったぞ!」といった意味なのだろう。まるで無視していたのに比べたら大きな変化だ。このまま、相思相愛になってもらいたいところだ。
コメント