帰宅出来ないアイ

帰宅出来ないアイ
上空を右往左往するアイ

 アイは実に良い嫁文鳥だ。均整の取れた体格で見た目が綺麗な上に、産卵は軽いし抱卵も完璧にこなすのだから、非の打ちどころがない。
 無いと言っておいて何だが、自分のカゴに戻れないのは遺憾な点と言える。ただ、場所が帰りづらい位置にあり、気の毒ではある。今日も、「文鳥団地」と放鳥部屋を行ったり来たりするので、捕獲して帰してやった。

 ところで、私は新入りの文鳥の翼の羽(風切り羽)を、一番外側は残し、1枚おきに片翼3枚ずつ切る事にしているのだが、この程度切られても普通の文鳥は平気で飛びまわれる。ただ、スピードが遅くなる。
 羽を切るのは罪悪だと、実態も知らずに刷り込まれている人もいるが(刷り込んでいる人も実態を知らなかったりする)、非手乗り文鳥を室内放鳥するような飼育をする場合は、切った方が無難だと思える。ただ、切りすぎて飛べなくするとかえって危険なので、程度はわきまえるべきだろう(あまり飛ばない文鳥や、室内放鳥しない文鳥の場合、この間引き切りをすると、多く羽ばたく必要があるので、運動不足解消に少し有効だと思う)。
 何でも単純に白か黒かだけでは済まないので、必要に応じて、必要な処置を取りたいものだ。

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