妻は抱卵、夫は浮気

い草ボールに欲情するポン
い草ボールに欲情するポン

 妻のアイは、開閉口が開いていても、飼い主が掃除を始めるまで抱卵を続ける。夫のポンは、開けるや否や飛び出して、カエに求愛を繰り返し、それに飽きるとい草のボールと戯れる。
 アイは掃除が始まると逃げ出してしまうが、30分ほどするとそわそわし始め、帰りたいが帰れずウロウロ飛び回る。やむなく、照明を消して捕獲して帰してやると、再び抱卵を開始する。もちろん、ポンは帰るそぶりも見せない。
 ただ、放鳥時間以外は交代して抱卵しているのは、ポンの名誉のため付記しておかねばならない。何しろ、アイは実にたびたびたびたび水浴びをするのだ。暑いので午後二時頃に水を交換してやるのだが、それまでに『アウターバードバス』の水は3分の2まで消費されており、新たになれば真っ先に冷たい水で始め、夜にはやはり3分の2まで消費されている。カバーの付いた外掛け式の容器で、これは尋常なことではない。それだけ繰り返していれば、運動は十分だろう。

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