換羽中のゴン
キューとシズの卵は、まだ孵化の可能性があると思ったが、中止卵と見なして、擬卵と巣材(新聞紙)ごとすべて撤去した。実際中止卵ならこの季節に不衛生であり、もし孵化しても、育雛過程で面白くないことが起きそうな気配を感じたのだ。
どうやら、抱卵に不真面目なシズにキューが不満を募らせているようで、日中、ごく稀ながら唐突にシズを攻撃しているようなのだ。どういった結果になるか不透明で不穏な気配の中で育雛させるよりも、とりあえずすべて撤去し、シズが換羽するならさせた方が有益と判断したわけだ。
シズは、天真爛漫に食べ散らかしているので、今のところ育雛させることもないだろう。センの先例もあることだし。
さて、換羽が激しくなった影響か、数日自粛していたらしいゴンが(頭の羽毛が耳のように立っていて面白かった)、数日振りに飛び落ちてきた。たまたま横目で見ていたのだが、低反発クッションでうまく衝撃が緩和されていた(食い込む感じ)。落ち方がうまいようだ。
ただ、新入りのアイに嫌われて攻撃を受けるようになっている。アイを初めて見た時ゴンは好意的な様子だったが、その後、メスだとわかったためか、態度が気に食わなかったのか、理由不明ながらアイを威嚇してしまい、それを根に持たれているのだ。ただ、ゴンナ様に手向かいする者は、飼い主の手により追い払われる運命にある。いかにヨレヨレでも、女王陛下に無礼は許さないのだ。
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