ポンをめぐる三角関係
「ムツ」は、まだ静かにしている。フンその他に異常は見られない。青菜を食べブランコに乗っているが、配合エサを食べあさる様子はなく、アワ玉ばかり食べているようだ。
ヒナ換羽中なので手乗り崩れと想像したが、それにしては人間に親しげな様子はなく、手を見れば逃げる普通の非手乗りの反応をしている。これは当初の目論見からはずれてしまうが、手乗りで愛着がわくとオスだった時に返しにくくなりそうなので、かえって非手乗りの態度を保持してくれた方が気楽かもしれない。
さて、ポンとテンは予想通り美形文鳥になった。外見上の最大の違いは、のどの白色の大きさで、ポンの方が小さい。つまり、ごく些細な違いしかなく、実に似通っている。
しかし、ポンはアイとべったりなのに対し、テンは異性としての興味を示さない。何となく、双方の父親(キューはクール、デコはしつこく付きまとい交際)の性格を継いでいるようだ。
アイは昨晩からハルと別居し、ポン・テンのカゴの「隣の離れ」で一羽暮らしをしている。それについて、ハルは特に何とも思っていない様子で、カナとオッキにちょっかいを出すことだけを考えて生きているようだ。ようするに、今のところ一羽暮らしで良いのだろう。飼い主としては、結構なことだ。
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