初放鳥で打開

好奇心旺盛なアイ
好奇心旺盛なアイと新入りを気にしないシズ

 朝からハルとアイを同居させたものの、ハルはアイを軽く怖がって、カゴの外に出せと要求し続けた。とにかくカナと一緒にいたいと考えて落ち着かず、後妻候補が目に入らないのだろう。
 この成り行きに当惑していたが、夜の放鳥で好転したような気がする。

 アイは、特に問題なく自らカゴの外に出てきた。最初は危なっかしい飛行だったが、少しずつコツをつかみ、さてどこへ行くかとなれば、半日一緒のカゴにいたハルの近くがとりあえず無難だと考えたに相違ない。そうとは知らずにカナとつぼ巣の近くにいるハルの元に行く。ハルは困惑し、気の強すぎるカナはこの見知らぬ「女」を当然排除する。・・・排除しつつも、夫にしようとしている「男に女の影」を感じ取ったに相違ない。昨日よりもハルと距離を置き、つぼ巣を離れてテーブルの上や人間の元に下りてくるようになった。
 さらに、デコが奮起した。換羽初期の倦怠感からいく分回復したらしい彼は、カナを追って下りて来たハルを迎撃し、妻のカナに近づけない気概を示した(飼い主も加勢した)。そのため、カナは夫を見直したらしく、デコとツーショットの位置にいる時間も長くなった。
 その間、場慣れしてきたアイは、シンに言い寄られつついろいろと見て回り(アイはペットショップで濃い色の桜文鳥とペアだったので、白文鳥に興味はないらしい)、あっさりとテーブルの上にもやってきて、いろいろつまみ食いまで始めた。・・・ペットショップに1年近くもいたわりには、ずいぶん適応能力があって頼もしい(昨年8月入荷は間違いかもしれない)。
 さて、カナとの間に距離が出来たのに気づいたらしいハルは、とりあえずオッキにさえずっていたが、帰宅時間になりカゴに戻る時に、そこに同居していたメスがいたことに改めて気づいた・・・ような気がする。カゴの前面に来て「出せ!」と要求せずに、ブランコに乗っていた。
 明日から急速に親密になるのではなかろうか?期待したい。

26g均整のとれたアイ
26g均整のとれたアイ

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