つぼ巣鑑定鳥

鑑定中のヤッチと見守るサイ
鑑定中のヤッチと見守るサイ

 そろそろ箱巣をつぼ巣に切り替えなければならない。つぼ巣は、カワイ社の中サイズを常用していたが(つぼ巣の実物は『文鳥屋』の写真で比較して頂きたい)、仕様が糸を使わない形式に変更になり、しかも腹立たしいことに長らくメーカー欠品中だ。そこで、何を使用するか悩ましい問題となっている。
 マルカン社の大サイズは、我が家の鳥カゴには少しばかりかさ張る。黒瀬ペットフード社の古式ゆかしいつぼ巣も1羽には大きい。ペッズイシバシ社のものは2羽には小さい。NPF社はどうか、ごわついた手触りのそれは、最近入手したので我が家の文鳥たちは未見だ。すでに開封し、日光干ししたものをお披露目して、文鳥たちの評判を確かめることにした。
 生物種として過敏であることを運命付けられている文鳥に対し、見慣れぬ初物をすぐさま鳥カゴに設置するのは早計だ。人間は納得出来ていても、文鳥には見慣れぬものが突然出現するのだから、怖がらないほうがおかしい。しかし、その様子からすぐに諦めるのも早計で、しばらく見慣れさせておけば普通問題は起きない。
 放鳥部屋に設置。・・・さほど違和感はないらしい。入れ代わり立ち代り上に乗り、、ごわごわツンツンと飛び出ているワラをかじったりして様子を確かめている。ただ、中に入ろうとはなかなかしない。結局、最初に侵入を試みたのは、つぼ巣クラッシャーで、おそらくそれが原因で体調を崩した過去のあるヤッチだった(古いつぼ巣を壊しに壊していた。古いので雑菌が入ってしまったようだ)。入り口に脚を置き、首を伸ばして中の様子を繰り返し確認していた。彼なりに鑑定しているに相違ない。
 不評ではなさそうだが、もう2、3日様子を見て、このNPFか黒瀬ペットのいずれかにしようと思う(カンのカゴはマルカンのほうが良いかもしれない)。

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