貯めフンのシズ
起きて活動している文鳥は、食べてはフンをする。フン製造機と言って良い。もっとも、そのフンは小さく臭いも感じ取れないような代物だが、抱卵や育雛の際は別格になる。巣の中でフンをせずに貯めに貯めたものを、つまり通常なら何回、何十回分ものそれを一度に出すのだ。
シズ。この文鳥は、カゴの外に出て貯めフンをするのが習慣化している。抱卵しているのか怪しい時期でも、なぜか貯めフンはしっかり出してくれる。主に放鳥部屋の上方隅にある太い止まり木でそれを排出するため、落下した際の衝撃音はすさまじく、よってシズが出てきたことがわかるのだった。
貯めフン、巣を汚さないためとか、巣の近くにして巣を発見されないためとか言われているが、ほめて良いものか、実に悩ましい。
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