禿げちょろけのミナ
文鳥の繁殖期は秋から春で、その間ずっと産卵可能な状態であり続けるし、実際室内であれば、真冬でも産み続ける。しかし、生産農家の月別出荷数を見ると、秋と春にピークがあるようだ。つまり、これから今シーズン最後の山場ということになる。
ミナは換羽もせずに産み続けており、飼い主は心配を通り越して笑うしかない状況だが、やはりまだ産むつもりらしい。総排泄口がパクパク開閉するのは、産卵中であることを証明している。困ったものだ。
カンは今日も放鳥時に出てこようとしなかった。しかし、食欲はあり、バリバリとカゴの中で食べている。これから暖かくなるらしいので、さらにのんびり過ごしてもらおう。
【蛇足】
暖かくと言えば、NHKの天気担当者に「あったかく」と話す者が多く、非常に耳障りだったが、最近「言葉おじさん」の「手入れ」でもあったのか、「あたたかく」と意識的に話されるようになっている。
それはそうだろう。『暖かく』の振り仮名を「あった」などと書けば落第になる。
しかし、その言葉に厳しいNHK様のイントネーションの基準には納得しがたい物がありそうだ。例えば、破産して有名になった『夕張(ユウバリ)』の発音は、ユでなくバを強調するのが標準語だろう。単語ならアクセント(強調)はユで良いが、それでは『夕張メロン』を標準語の会話の中で発音できるだろうか?
やはり、昔テレビで『会津(アイヅ)』を、イにアクセントをつけ、地元ではこう発音するので、それが正しいと居直った地方局のアナウンサーがいて笑ったが、残念ながら、アにアクセントをつけないと、標準語の中に組み込んで会話をすることは出来ないのである。
単語の発音は文章の中に入れて、無理なく話せるかどうかで決まるのだが(突如カタカナ単語を、英語のアクセントで発音するのも愚かしい)、どうも単語だけで考える傾向があるらしい。現実的とは言えない。
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