緑文鳥になるのか

緑水浴びをたくらむアト
緑水浴びをたくらむアト

 我が家では、湯漬けエサが放鳥時のおやつの一つになっている。確か、腫瘍のブレイが好んで食べたので、抗癌効果を期待したメシマコブなどを入れて食べさせたのが始まりだったように記憶している。
 稀に成鳥に湯漬けエサは厳禁と思い込んでいる人(一部の獣医さんとその発言を鵜呑みにする人)がいて、何やら妙な理屈を言い張る。確かに、人間で言えばおじやのようなものなので、そればかりではクチバシが弱りそうだし、水分が多ければ腐りやすいのは当然なので、長時間放置すべきではないが、作りたてのものでそのう炎になるとしたら、そのような小鳥は生物種として成り立たないだろう。それでは、ヒナに湯漬けエサは与えられないし、より柔らかで腐りやすいパウダーフードも駄目になってしまうではないか。
 せっかくなので、アワ玉にいろいろなものを混ぜたスペシャルなものにするわけだが、その一部スピルリナと野草サプリメントを粉状にしたものによって、お湯を注げば濃い緑色になってしまう(スピルリナは強力)。人間の目で見ると、何とかの青汁のようでうまそうではないが、案外文鳥たちには好評で、うまそうにこの湯漬けエサ青汁を飲むのである。

 ・・・が、いまだかつてこの青汁で水浴びを試みる文鳥はいなかった。そして出現してしまった第一号がアトだ。
 結果、お尻が緑色に染め上がった。その後、飼い主の懸命な説得によって卓上水浴び器で普通に水浴びをし、事なきを得た。確かに油断できない文鳥だ。

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