キューと付き鳥たち
我が家で生まれたオス文鳥は、ブレイ流のさえずりを覚えてしまう。他のさえずりをするオスが何羽もいても、血縁関係が無くても、飼い主がしつこくヘイスケ流の口笛を聞かせても、それは不変なのであった。
創始者は2代目チビの婿ブレイ。彼が存命中、我が家生まれのオスのヒナは、完全無欠に漏れなく彼に師事し(早い時期に養子に出たオマケまで・・・)、その流儀を学び取ったが、声量などで師匠を超える弟子はなかなか出てこなかった。
しかし、ブレイ最晩年の弟子であるゲン(ブレイのひ孫の孫)が、声量豊かでブレイ流の衰退を防ぎ、その素質が息子のヤッチに引き継がれ、さらにキューに引き継がれ、現在ヒナたちを魅了している。ゲン、ヤッチ、キューの三代は一子相伝の雰囲気があり、それがさらに次代に引き継がれるのだから、これはきっとめでたいことなのだろう。
・・・、ヘイスケ流の再興はかなわぬ夢か。アトに期待しよう・・・。
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