巣材のこだわり

い草ブランコを控えめに破壊するアト
い草ブランコを控えめに破壊するアト

 最近、朝と昼に9羽ほど短時間放鳥している。カン・ハル、キュー・シズ、デコ・カナ、ポン・テン、そしてアトだ。ここ数日シズは出てこなかったが、今日の昼には夫婦して出てきたので、卵の査察を実施した。しっかり6個産んでいた。
 その巣は、匠のキューが急造中のもので、すでにかなり良い出来になっていた。彼は他のオス文鳥が好む稲ワラを無視し、い草を主体に巣草(ヤシの毛)や新聞紙を少し織り込むのを流儀としているようで、均質で見た目が良い。
 しかし、こうした営巣の匠の技は永遠ではなく、先シーズンはうまかったものが、今シーズンにはへたに変ってしまうことも多い。孵化しないので手を抜くのか、遊び道具と認識を改めてしまうのか・・・。今いるオスたちで、上手に毎年巣作りを続けるのはノロくらいだ。
 しかし、繁殖期のオスは栄養過剰になりやすいので、巣作り遊びも良い運動にはなっているようで、その点で有意義だ。

キューの巣
キューの巣

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