マル10分間だけ外出

孵化4日目の「アト」
孵化4日目の「アト」

 放鳥時間終了の20分前、気が付くとテーブルの上に大きな顔をした桜文鳥がいた。マルが久々に出てきたのだ。温州ミカンを拾い食いしている隙に、ヒナの様子を確認する。大きくなっていて、問題なさそうだった。
 マルは10分ほどすると、さっさとカゴへ帰っていった。頼りない亭主を持ったから強くなったと言うより、あの文鳥は初めから図太い。実に立派だ。
 写真で見る限り、「アト」はゴマ塩ではなく桜文鳥になりそうに思える。それはそれで構わないが、顔形はどちらに似るのだろう。無事に成長して欲しいところだ。

 先輩のヒナたちは今日も順調。体重は変わらずで、28日目のポンが28g、24日目のテンが27gであった。
 ポンは湯漬け餌をかじるようになり、飛び跳ねるようになり、羽ばたきで牧草をまき散らすようになったが、今日はまだ飛ばなかった。このくらいになると、外見的にはクチバシが徐々にあせてきたり、口角パッキンが消えてきたりといった程度の変化のみになるが、行動が変化していくのが見ものになってくる。明日は飛ぶだろうか。

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