セン病気、「テン」引き継ぎ

「ポン」18日目、「テン」14日目、ファーストインパクト
「ポン」18日目、「テン」14日目、ファーストインパクト

 朝、センの調子が悪そうなので、暇さえあれば様子をうかがいつつ、通院の準備をする。
 昼、カゴの底の隅で丸くなっている。それでも翼が垂れる様子もなく、軽く水浴びまでするなど、、理解し難いところもあるが、かなりの異常には相違ない。3回目の餌づけ終了後に、いちおう病院に電話連絡をし、プラスチック製マス箱にセンを入れて、横浜橋に向かう。
 病院には患者飼い主がいなかったので、待ち時間ゼロだった。診断結果は、卵づまりではなく消化系らしく、フンの状態が良くないとのことで、薬を午前と午後に5滴ずつ与えるように言われた。また、ビタミン剤も頂く。1800円であった。詳しくは聞かなかったが、ヤッチの時と似ているものの、顕著に臓器の腫れは見られないと言うことだろう。顕微鏡で真菌や原虫も見られず、原因はわからなかったと言うことか。
 闘病と育雛の両立は可能なら避けるべきなので、「テン」は予定より2日早く引き継ぐことにする。キューをカゴから出して箱巣ごと交換。こちらも新しい箱巣で念のため日光で干しておいたものだ。
 キューとセンをカゴに戻し、「テン」を「ポン」のいるフゴに移す。明るいのに驚いたのか、そういった性格なのか、「テン」は寝ぼけている「ポン」を踏み散らして動き回り続けるので、さっさと育雛室にしまう。4回目の餌づけは、両羽けん制しあってよく食べた。

 夜、カゴの外に出てこられないセンを取り出し薬を点滴する。かなり、危険な状態となっている。体は冷たく、動きは固く、クチバシの色も思わしくなければ、目に力もない。これは、覚悟を決めないといけないと思いつつ、放鳥時間の終了時に、アルカリイオン水を点滴しておく。隔離しようかと思ったが、やめる。

 「ポン」と「テン」に5回目の餌づけ。少し大きさが違うのと、母鳥の病気を考え、念のため別々の方が良いかとも考えたが、その考えはあえて捨てる。
 体重は「ポン」が27g、「テン」が19gであった。

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