2日目と初ミカン

2日目朝のヒナ
2日目朝のヒナ

 思うに、赤むけのヒナを実際より大きな画像で見ても、「かわいい」と思えるようになったら、その人はすでに一般人とはかけ離れた感覚を持っている。その点、すでに一般人に一般人と認めてはもらえないだろう私は、不思議と「かわいい」とは思っていない。当然ながら「気持ち悪い」とも思えず、ただ、ごく普通の自然な成長過程として、特に感慨はなく見ている。これもやはり異常と言えなくも無い。
 かくして、親鳥の留守中に撮った今朝の写真をブログに貼り付けるわけだが、昨日と変わりなさそうだ。ただ、今日の方が動きが鈍く、相変わらずそのうは空なので、デコとカナの育雛能力に多少の不安を感じ始めたのは否めない。引き継ぐまでは生かすも殺すも親鳥任せで関与しない主義だが、毎朝衰弱していく様子を確認することになったら、何もしないのはさすがに気が引ける。やはり、シリンジでパウダーフードを少し与えるくらいの介入はしたほうが良いかもしれない・・・。
 などと考えつつ、とりあえず文鳥墓苑に手を合わせるなどしていたが、10時頃にヒナが「チッチ」とエサを要求する声が聞こえてきた。たぶんエサを与えているのだろうと思い、少し安心する。

2日目夜のヒナ
2日目夜のヒナ

 多少の不安を残しつつ、夜の放鳥時間となったが、開始と同時にカナとデコがともに飛び出し、今シーズン最初の温州ミカンに夢中になってしまった。そうした親鳥の様子にかなりの不安を抱きながら、留守を利用し再びヒナの様子をのぞき見た。すると、写真では確認できないが、そのうに黄色いものが見てとれた。・・・心配はいらなかったようだ。
 それでもカナもデコもカゴに帰らず、40分ほど遊びまわっていたので、心配性になっている飼い主を狼狽させられた。しかし、その後カナが自主的に帰り、15分程度でデコと交代するようになった。やはり心配はいらないようだ。
 飼い主は、余計な心配をせずに、なるべく邪魔しないようにして、せいぜいお墓参りでもしていようと思う。

 

ミカンに舌鼓をうつカナ
ミカンに舌鼓をうつカナ

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました