確か孵化予定日はあさって

巣材運び中のキューと見つめるゴン
巣材運び中のキューと見つめるゴン

 気温は急激に下がり肌寒くなったが、特に変化なく平穏だった。もっとも涼しくても水浴び場は盛況で、1.5リットルが空になり、スポンジは水を吸収しきれず洪水状態になってはいたが・・・。
 少し変わった点はあった。マルが少し息抜きをするようになったのと、反対にセンが少しやる気を見せるようになった点だ。マルは放鳥開始と同時に飛び出し、煮干しなどをくわえ込むと、あっち行きこっち行き、と30分程うろつきまわり帰っていった。そろそろ抱卵に飽きてきたのか、卵の内部の変化を察しての行動か、いずれか判然としないものの、これが常習化してくれると、孵化後の観察が容易になるので有り難い。
 センは放鳥と同時にキューと一緒に出てきて、キューが戻っても出ずっぱりなのは同じだったが、これも「お土産」をくわえ込み、人間に捕獲され帰った後、キューがたびたび巣材を持って帰っても再び外に出てこない点が異なっていた。この文鳥、人間に捕獲されて帰るものと認識してしまったらしく、捕獲されると、口にくわえていたものをしっかりくわえ直す。普通は驚いて落としてしまうから、彼女の場合は、捕まれば帰れると予測しているものと思われる。賢いのかおかしいのか、良くわからない。 

 寒暖の変化が激しいと、ゴンの体調が気がかりになるが、彼女自身はキューの動向を追うのに忙しいようだ。キューがセンと交代で出てくると、あわててつぼ巣から下段に降り、外浴び水浴び器の上で様子をうかがい、キューが巣材を置いて飛び出してくるのを追いかけるように、テーブルまで落ちてきた(着地はスライディング)。
 何にせよ、張り合いがあって良いのかも知れない。

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