ウチの子シルバー系確立

意外にイクメンのギンタ

 昨日ウチの子シルバー文鳥の始祖ギンタに子供が生まれ(↓ギンタの下にはヒナが2羽。卵はチバちゃんに育ててもらおうと思ったら、すでに3羽孵化していた)。、シナモン文鳥の始祖予定のヒナも育っている。たまたま始めたヘイスケ朝の系譜を継ぐシナモンとシルバーの系統を確立しよう!計画は紆余曲折はあったものの、案外順調だ。
 ギンタの父(インシ)とシナモンヒナの父アネーは母が姉妹の従弟、その姉妹の母が17代目のヨッチ、父はノビィの子のボクジュ・・・。それにしても、ヨッチ&ボクジュの子孫が、桜や白の姿をしていないとは不思議である。
 今後は、ヘイスケ朝のシナモン、シルバー系を存続させつつ、白文鳥を江戸系に置き換えて、ヘイスケ朝白系を確立するのが、血統繁殖上の目標となる。しかし、これはまだ見通しが立っていない。何しろ、見た目では顕性(弥富系)、潜性(江戸系)の違いはないので、とりあえず雑種第一代のごま塩ちゃんから復元しなければならず、その見通しが立たないのだ。
 これ、すべて、白文鳥と桜文鳥をかけ合わせた際に生じる違いから、白文鳥の系統が2つは存在することにすら気づかなかった人たちのせいだ。潜性の台湾産白文鳥を何十羽と試験的に飼育繁殖し、桜文鳥との間には白羽が多い桜文鳥(=「ごま塩ちゃん」)しか生じないことを確認しながら、台湾産白文鳥同士の繁殖を導入することも考えなかったのだから、あまりにお粗末、何のためのメンデル遺伝法則なのか、と思わずにはいられない。
 弥富系白文鳥同士からは、25%の高確率で中止卵、もしくは栄養の吸収に問題の起きるヒナが生れてしまう。それに比べ、江戸系白文鳥同士からは白文鳥しか生まれない。その事実を遺伝法則からしっかり把握していれば、弥富系白文鳥が流通の主流になることなど無かったはずである。

 ・・・そうだ、桜文鳥同士から生まれたウチのキッカちゃんはどうなるのだ。姉のキイは繁殖に興味がなくなった気配だが、キッカはオスで繁殖力が強いような気配がしないでもない。
 祖母は弥富系白文鳥のコビィだから、その変化が再現しているとすれば、弥富系の性質を持つかもしれない。いろいろありそうだ。

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