8チャンネルの日枝さん以外が雁首揃えた記者会見が、十時間余りも続いたことに驚愕した。
この間までNHKだった青井さんが無音声になると説明するので、「早く帰って、次の仕事を探せばいいのに」と思ったりしながら、テキトーに聞き流していたのだが、私が言いそうなことをガンガンガンと問い詰めてくれる女性の記者が!・・・あれ、この声は東京新聞のイソコさんではないか(冒頭を聞き逃した)「いいぞいいぞ、イソコ、いけいけゴーゴー!」とつぶやきつつ、『週刊誌と手近にいる局員数名に取材しただけで、これだけ断定的に他人を悪者扱いで問い詰めるなど、やはり天才と見なすべきだ。野党の政治家にならないのは潔いし、これで自分を美化することさえなければ崇拝対象なのだが・・・』などとと、個人的に楽しい局面もあった。
午前様になるあたりでは、壇上の皆様も、記者席の皆々様も疲労困憊、同じような質問をしたり、念仏のような私見を並べ立てて何の質問をするのかわからなくなったり、メロメログタグタになっており、特に港さんが睡魔に負けて(そりゃあそうだろう。前回の会見以来針のむしろで眠れぬ夜を過ごした70代だ)ムニャムニャするのを見ながら、この人は最初の会見時に「メガネメガネ・・・」とおでこのメガネを探してコップをひっくり返らせたかった、と心から思った。…このボケキャラを活かせなかったなんて!何たる醜態でござろうか!!
で、私の就寝後も続いたそうで、お開きになったのは丑三つ時だったらしい。感想?おじいちゃんたちを真夜中までイジメないで欲しい、だ。でも、あれほど敵味方もなく疲労困憊すれば一種の連帯感も生まれたのではなかろうか、何だかよくわからない相手に敵意を持つより相互理解が進むだろう。そうそう、蝦夷の人たちに「チャランケ」と言う風習があって、「談判」と言う意味だが、村と村で土地利用の争うなどがあると、互いの代表者が公開の場で果てしなく主張を戦わせ、寝てしまったり怒って暴力に訴えようとした方が負け、といったものだ。10時間の会見は、これに似ている気がした。
無限の負のループに落ち込んで8チャンが0チャンになっても痛くもかゆくもないが、金光さんや清水さんは見るからに有能なので、頑張ってくれるのではなかろうか。フジの名を冠するテレビ局への回帰になって頂ければと思う。
さて、我が家の生活に慣れ、ブランコに乗り水浴びをし、楽しい毎日を過ごしている、ホチャとガチャ、カゴから出てくるようになった。
ホチャは容姿が面白いから確保しただけなのだが、案外、シナモン始祖のキンちゃんの婿になるかもしれない。数奇な運命である。
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