住民に甘えるなかれ

 例の道路が陥没して気の毒なトラックが落ちてしまい、その後下水による浸食を止められない事態、県は当該下水道を利用する地域の住民に、下水を控えるように要請したが、あまりに広域で人口が多く、とてもではないが周知徹底など不可能なため、ほとんど意味をなさなかった。
 そもそも十だか二十だかの自治体に要請などしても、混乱するだけだと気付かない方が間抜けで、幸運にも我が家は要請地域に接しているが別の下水道処理施設へ向かう下水道地域なので良かったが、対象地域であったら、埼玉県庁の悪口を並べたてねばならなかったろう。「ウチの婆さん透析してるけど、あれって水使うんだよねぇ、わかってんのオタクら」とか何とかネチネチ気分次第で責めたかもしれないのである。
 あれは、水があふれて拡大した時点で、下水路を迂回させるしかないと思うのだが、その判断が遅れ、「住民に頼んで止めればいいや」などと現実離れした人(県の土木課の人?)の意見が通ってしまったのだろう。そもそも、地方公共団体は住民の暮らしのために存在するわけで、「不便をおかけしますがよろしく」などと言える立場ではない。不便をおかけしてはいけないのである。しかも今回は、下水路の老朽化を見逃し人命を損なう結果となっているのである(亡くなったと確認されていない?生きていれば喜べば良いだけだ。普通に考えれば生存の余地はない)、頼めるわけがないだろう。およそ見当はずれに住民に甘えるようなことをせず、さっさと破損個所の上流と下流をバイパスするように知恵を絞り、県の手に余るなら、国土交通省に丸投げしてしまえば良いのだ。中央官僚などおだてて使え。

 さて、ごま塩ペアの子だ。↑右の2羽は両親よりもずっと濃いな。翼がまっ黒だ。左の子ははっきりしないが、右の子たちより色素は薄い感じ、となればこれはごま塩ちゃんか?
 次に期待したい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました