濃厚接触者にきまってる

　日本におけるコロナ感染者数の推移は、山型、それも二等辺三角形、つまり、急速に増大した時は急速に減少し、を繰り返していたので、当然、オミクロン株もそうなるだろうと予想するのが、『科学』だ。ところが、なぜ今までと違うパターンになるのか明確な説明も出来ぬまま、リバウンドするとか、感染者数が横ばいになるなどと主張した連中を、ずいぶん見かけたのではなかろうか。これは、非科学的な当て推量に過ぎない。
　良くも悪くも慎重な岸田総理大臣は、ようやく、「濃厚接触者」なるものの「あぶり出し」を控えるようにするそうだ（​NHK​）。ずいぶんと遅いのである。オミクロン株が流行した当初、似非科学者たちは感染力が強いと、馬鹿の一つ覚えで警鐘ばかりならしていた。もちろん、警戒は当然だが、常識的、科学的には、感染力が強くなるのは、毒性が弱まったことを示唆するものであり、また、感染力が「非常に」高いとなれば、それは、「濃厚接触者」などと言う定義は無意味になったことを意味していた。
　なぜ？だって、濃厚に接触しなくてもうつっちゃうんだよ？濃厚接触者だけ特定しても意味ないじゃん。なのである（普通に考えれば専門性など無くてもわかるはず。論理的帰結に過ぎないが、論理性がないのが似非）。
　このように、自分の目の前の現場のことしか考えられない人とは別に、科学的な合理性で考えねば専門家でも科学者でもないと私は思うので、遺憾ながら、似非が多かった、と言わざるを得ない。今後のために、しっかり検証して頂きたいものである。
　なお、個人的な三回目のワクチンの副作用についての感想は、ありゃ軽度に感染させているもので、風症状が出るぞ、であった。特に(間抜けな）社会的要請が無ければ、いらんだろうあんなもの。製薬会社にだまされているだけの気分になる。そもそも免疫システムは図書館のようなもので、頻繁に必要にならないものは血中などに抗体として存在しない。頻繁に使わない本は書庫に保管され、司書さんに貸し出しの申請をして持ってきてもらう必要があるように、流行してから始めて対応が始まる。そのような常識を無視して、血中の抗体が減ったの何のと危機感をあおるのは、明らかに商売目的だと思っているのだが、これいかに？

　それはともかく、私の濃厚接触者である（コロナに罹患した事実はない。念のため）オステは・・・、おや、左脚の外指がない？先端の一関節ほどは、もともと欠損していたが、それ以外も脆弱で、成長段階で血が通わなくなって、自然と取れてしまったのかもしれない。・・・明日、濃厚に確認しよう。
　と、公開しようとしたら揺れ出した。
　で、鳥たちのが当然パニックになっているので照明を点け、今夜から夜もカゴ生活させているオステは・・・、驚いて水入れに飛びこんだらしくびしょ濡れだ。そこで、ティッシュでくるみ、しばらく濃厚接触して落ちつかせた。指は・・・、短いが存在した。
　地震も戦争もパンデミックも、たくさんである。