「3位じゃダメなんですかぁ~」


​キイとオノコ​​
 堀井さんは、世間知らずのスポーツ馬鹿なので、政治家などになるのが間違いだったが、国政の経験もなく、田舎市長を一期務めただけの石丸さんが、都知事選で次点になったとして勝ち誇り、時の人になっていると、一部でわざとらしく取り上げられている。と言うか玩具になっているらしい。無責任で後追いしか出来ないマスメディアに出演したところで無意味だし、話せば話すほどボロが出て今後の行動の障りにもなるのではないかと心配になってしまう。
 何しろ、知事選に2位も3位もありはしないのである。勝った勝負けたかそれだけで、大差で負ければ2位でも泡沫である。「3位じゃダメなんですかぁ~」と、選挙区でも人気が下がっていたのにのこのこ知事選に出て来たあの方に言われたら、「気にするな。何位でも負けは負け」と言う他ない。何しろ、例えば小池さんが任期の途中で職を辞するようなことがあっても、2位が繰り上げ当選するわけではないのだから、3位だって良いのである。
 私は石丸さんを「田舎市長」と呼ぶので、揶揄しているように思われるかもしれないが、東京に住む年長者はそうとしか見ない、と経験上分かっているに過ぎず、都民ではない私個人が差別的に見ていたわけではない。東京人の選民思想から考えれば、石丸さんは安芸高田の市長になった時点で、東京都知事になるのは難しい、ことだけは選挙権を得たばかりで、どこに住んでいるのかもわかっていない、ユーチューブなど有難がっているガキどもよりも理解しているに過ぎない。
 例えば、ガキでも少しは知っている中古の話だけでも、東北で有能な知事だった増田さんも都民には受け入れられなかったし、九州で目立った知事だった東国原さんも都知事選では泡沫に過ぎなかった。それに対して、東京都で生まれ育ったのではないと言う意味で田舎者でも、地方での実績がない芦屋のお嬢様だった小池さんも、九州訛りの抜けない舛添さんも、長野出身で地方色が全身からにじみでる猪瀬さんでさえ、当選している。つまり、「田舎市長」や「田舎知事」という肩書は、無い方が良いのである。
 なぜか?だって、「田舎の着古しを着せられちゃ堪んないでげしょ」って、感じだろう。返す言葉は、「着古しって書いてなければ気にしないんでしょ」でリターンエースが決まるのだが、それが東京人の雰囲気なのだから、事実は事実として認識しておく必要はあるかと思う。
 さて、それより、ウチのオノコとキイだ。なぜかキイはヒナ羽毛の頃のオノコ、まだオスかメスかわからない時、初対面でオノコを気に入った様子だったが、同居して順調にペアの雰囲気になってきている。
 これほど思い通りに展開するとは、小池百合子さんもびっくりである。

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