ウメの逝去と18代目の誕生

 やはりウメは亡くなった。
 ずいぶんお腹が大きくなって気の毒だった。昨晩も重篤ながらツボ巣には入らず、大好きな黄色いブランコに乗って背眠していた。
 2017年12月に売り物の桜夫婦から生まれた「松・竹・梅」の末っ子で、頭に羽が生えず成長が遅れて心配されたものだが・・・。ともあれ、安らかに。

 と、午前中、水を交換しつつ感傷に浸っていたら、ジュンが対面型キッチンに飛びこんできて、ウロウロ落ち着きなく動く。目は・・・、何やらギラギラしている。
 ジュンはのんびりした性格での良い子なので、このような様子は見たことがない(姉のヨッチならそれが普通)。となると、卵が孵ったのだろうと見に行くと・・・、『きゃぁぁぁ~!』、ボレー粉入れの中に赤剥けうごうごイモムシこと生まれたてのヒナがうごめいていたのである。
 とりあえず、無傷らしいヒナを救助してツボ巣に戻し、加害者はやはりジュンなのか、あの温和なジュンが?(姉のヨッチは、フツーにやらかしたが)と思い観察(また捨てないか監視)していると、ジュンはツボ巣に戻って鉄壁のガードを始め、一方の妻マダラは「私知らな~い」といった様子で外で遊びまわっているではないか。
 ・・・つまり、ヒナをつまんで捨てたのはマダラで、それに驚いたジュンが飼い主に助けを求めた、のが真相だろう。さすが、ジュンちゃんである。
 巣に戻ったマダラとジュンは、しばらく巣の中で話し合い?をし、その後はマダラも母性が覚醒したらしく、エサ漁りを始めた。
 ヒナ↓、捨てられたのは2羽のいずれかわからないが、名前はお捨て、ステちゃんに決まりだろう。

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