マダラの逃避行


​おたまの上のマダラ​

 捕獲が困難な文鳥は、追い立てて自主的に帰るようにしなければならない。安全なねぐらへ逃げ込む習慣が身に付けば、お互いに楽なのである。
 で、マダラは、昼間には帰れるようになってきた。次は「夜会」の後だ。そこで、今夜は捕獲せずに追い立てたのだが、カゴの上、カゴの下、さらには隣カゴ、とわざわざストライクをはずすばかりで、挙句はキッチンの方へ飛んで行き・・・消息を絶った。
 ざっと見て見当たらず、他の文鳥たちを帰した後に、見まわしたが見つからず、仕方がないので、キッチンで差し餌の支度をして、イッパと4羽のヒナ(サチィ&ジロの子)に与え、放鳥部屋の掃除をし・・・。と、カチャッと金属音がしたので、吊るされた料理器具をよく見ると、おたまの中にマダラがいた↑。この態勢で、30センチの至近距離で差し餌の支度をする人間に気づかれないほど、じっとしていたのだ。
 観念したらしくおとなしいので、やすやすと捕獲し、ジュンが心配して待っているカゴに帰した。・・・これを契機に、落ち着いてもらいたい。

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