怖い者なし
昨夕、ウノの父でギンタの祖父、宿泊部屋で生まれ育ったオレが亡くなった。底トレーに大きな血だまりがあったが、体にはあまり付着していなかったので、喀血して窒息状態になってしまったのではないかと思われる。
美鳥で気だての良い子だったので、その亡骸と血だまりに言葉を失ったが、すぐに立ち直って、妻、つまりオレの後妻でヨッチ&ボクジュの娘の処遇を考えた。・・・夫と先妻との子ウノが独り身なので、とりあえず一緒にしてしまうことにする。ダメなら、また考えれば良い。
思い立ったら即座に実行、ウノのケージに入れてみた。ウノ、十姉妹LOVEのアホなので、名無しの未亡鳥を威嚇しているが、それほど悪質ではない。「夜会」の際はカゴの開閉口を全開しどうするだろうと見ていたが、意外にあっさり出て来て(生れてからカゴの外に出たことがない)、あまり飛べなかったが、テーブルの上に乗せると、見たこともないはずのものを「うめぇうめぇ」といった顔で食べて回っていた。よほど図太いようだ(むしろ前代未聞の厚かましさである)。
名無しでは面倒なので・・・、うんメェ?ヨッチの子だからコッチ?・・・、いちおうコッチと呼んでおこうか。
一晩明けて、ウノは威嚇しなくなった。うまくいきそうである。
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