『でんつークオリティ』っぽい

　オリンピックはもう始まっているわけだが、本来極道者で日の光の当たる場所に出てはいけないにもかかわらず、自覚無しに出てきて、『鬼滅の刃』の鬼の如くジュ～と消えてしまう羽目になっている。
　電通とか博報堂などと言う大手広告会社は、バブル時代の負の遺産を認識できず、イベントをアイデア無しの金満でつまらないものにするのに長けていると、私個人は印象として強烈に持っており、かなり以前から、もはや確信の域に達している。
　従って、新人社員に教育などせずハードワークを押し付けて自殺に追い込むようなブラック企業の鑑のような真似をしても、やはり、「二十四時間働けますか！」の脳筋体質を引きずって、およそクリエイティブではない、と見て、さすがの『でんつークオリティ』と納得させられたものである。
　従って、バブル時代の残滓でイケイケゴーゴー深くは考えないような者が、類が友を呼び、こうした体たらくになっても、必然と思えてしまうから不思議だ。ロゴの盗作、競技場の建設費、モリモトのセクハラ、オリンピックとピック（豚）をかけて～の与太話、そして、暴行障害行為を笑って話す悪魔っ子ちゃんだった野郎に、ホロコーストなど知りもしないでお笑いのネタにしたおバカさん、いろいろだが（コロナは個人的にはどうでも良い）、関係ない。競技が行われるのが全てであり、その進行さえ大過なければ良い。日本選手の活躍に期待しよう。

　それはともかく、あさの山くんのウノとお目目のマナコの仲が、いよいよ深まってきた。次は、ジュンに嫁を迎えねばならないが、そのためにオコメを十姉妹社会に復帰させる必要がある。それはそれはクリエイティブで、『でんつークオリティ』では不可能な作業と言えようか。